Japanische Klassiker mit Furigana
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
Lesen Sie 仏教人生読本 (ぶっきょうじんせいとくほん) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.886 Zeichen · 246 Bildschirme
第三七課 お茶時
何かというと、見物の深い同情です。
以上で、この芝居は、外観には非常なもつれが行われて見えますが、中身は不増不減で、よく収支決算がついています。そこがちょうど現実の縮図を見ることになるのです。この芝居の何となく、いつの時代でも人をひきつける力があるのは、そういうところから来ております。日本の忠臣蔵もおなじことです。
仏教の言葉で、これを「実相平等因果差別」と言います。実相平等とは善因は善報を受け、悪因は悪報を受けて、ちゃんと割り切れるという、物事の実体方面で常に不増不減のところを指します。因果差別とは、物事の表面の現れ方で、一波万波を呼び、善悪相闘い、目まぐるしい凹凸のある方面を指します。
第三七課 お茶時
イギリスの家庭では四時過ぎ頃、家族一同集まってお茶を飲みます。いわゆるお茶時です。お茶は紅茶で、お茶受けにはパンの薄片にバターを塗ったもの、ビスケット、ケーキ、その時々の主婦の思い付きによります。時にはコーン・フレックスといって玉蜀黍の沢山入ったパン菓子の暖め立てのものを食べます。なかなか美味しいものです。
巴里へ行きますと、沢山ある珈琲店で、香り高い珈琲のコップを前に控え、人々はひと息、息を入れています。