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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

Lesen Sie 仏教人生読本 (ぶっきょうじんせいとくほん) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.886 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

ところで面白いのはこの法性は取りも直さず私たちの肉体精神中に秘められておる仏性と一つものであることです。かの法性が私たちの肉体精神上に認められたのが仏性。大生命海中に放たれているのが法性。二つのように見えて実は一つであります。これをよく浪と海水との譬えで説明いたします。

私たちは浪である。大生命は海水である。浪を離れて水なく、水を離れて浪はない。二つに思うのは、ただ私たちの頭の上だけの考えである。実体は離すべからざるものである。

この事実によりますれば、この宇宙の大生命海が無限無量ならば、その浪である私たちの本体も無限無量である。出没生死に見えるのは、形の上のうねりだけである。故に、私たちが形の上の変化、すなわち、生れて、育って、成長して、死ぬ、これだけに目をつけて、本体の大生命との続きを認めなければ五、七十年の一生である。大生命と自分と、一体なるところを認め、五、七十年の一生は仮りの姿と見れば、本当の寿命は無限無量寿である。仏教のぎりぎり結着の話は実はこれだけであります。この外に何も別な考え方も理論もありません。そしてもし、この理が判って、その体験に生きられるなら、もう智慧とか法性とか仏性とかいう区別した話も要らないのであります。