Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme

Aozora Bunko

人間でいえば、口のへんにあたる、こまかい機械が、ピアノのキーのように、カタカタと、動きました。

「エヘヘヘヘヘ……。」

怪物が、みょうな声で笑ったのです。

治郎君は、あまりの恐ろしさに、死にものぐるいで、かけだしました。そして、家の中にころがりこむと、

「おとうさん、たいへんです。庭に、恐ろしいやつがいる。」

と、さけびました。

「なんだ、なんだ。」

おとうさんの遠藤博士が、そこへ、かけつけてきました。そして、庭にへんなやつがいると聞くと、すぐに、懐中電灯をもって、とびだしていきましたが、もうそのときには、どこを捜しても、怪物の姿は見つかりませんでした。

遠藤博士も、二度もこんなことがあっては、もう、笑っているわけにはいきません。すぐに警察に電話をかけて、警官に調べてもらうように、たのみました。

すると、まもなく、近くの警察署から三人の警官がやってきて、博士邸の内外を念入りに調べてくれましたが、なんの発見もなく終わりました。

それがすんでから、博士の応接間に集まった三人の警官のひとりが、へんな顔をして、こんなことを、言いだしたではありませんか。

「先生、その怪物は電気ロボットに、似ていますねえ。