Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
針金を伸ばしてぶつぶつ切って先を尖らせただけの針では、レコードのためによくないのは火を睹るよりも明らかな話で、レコードの溝は御承知の通り底が円くなっているから、縫針のような尖端を持ったのは著しく溝を傷つけ、レコードの寿命を極端にちぢめてしまう。こういうのを検べるには万年筆型の手頃な顕微鏡があるから、これを一本用意しておくのが最も簡単な方法である。
クロミウム針 最近クロミウムを使った硬度の高い針が出来て、七十五回から百回ぐらいまで取り替えずにそのまま使えると称されているが、これはしかしいわゆる宣伝文句であって、私の経験によれば、大抵三十面ぐらいでいけなくなるようである。しかも硬いとはいっても一面ごとに針先が減ることであるから、たとえ針の位置を動かさないとしても、一回ごとにレコードの溝に当る針先の角度が違って来る。一回だけで捨てる純良な鋼鉄針に比べてレコードによくないことは明らかである。これはしかし私の素人了簡で、必ずそうだとは保証し切れぬけれども、まず危険と見て差支えない。店頭用やジャズ・レコードなどを惜しげもなくかける場合ならば、一々針をつけかえる手数も省けて一概に悪いとは申されぬ。