Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
するとすーッと浮くもので、飛込むと丁度足が下へ着くとずっと浮く、夫から又沈んでまた浮く、其の中にがぶ/\水を飲んで苦しむので断末間の苦みをして死ぬのだと云う事で、沈着いた人は水へ落ちても死なぬと申します、彼は慌てると身体が竪になるので沈みますので身体が横になると浮上るものです、心の静な人は川へ落ちても、あー落ちたなと少しも騒がないで腕を組んで下迄すーっと沈むと又ずっと浮いて来る、処で水をかけば助かるというのですが、然う旨くは行かん者で、お筆は二度目にずッと浮上った処へ、永代の橋杭の処へずッと港板が出て何だか知りませんがそれと云って船頭が島田髷を取って引上げました。
船頭「まだ宜うござえやす息があります」
客「まだ事は切れない、もう少し此方へ入れてくんな、濡てゝも宜い、大方然うだろうと思ったが全く死後れたに違いない、彌助お前其処を退きな、何か薬があったろう、水を吐かせなければならん」
と大騒ぎ、大勢寄って集って介抱したから、お筆は漸と気が付いて見ると屋根船の中でございます、それに皆知らん人許りでござりました、見ると其の儘泣伏しますを見て共に涙を拭います