Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
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甲「全く其の侍に貰ったに相違有るまいが、是は芝赤羽根の勝手ヶ原の中根兵藏という家持町人の所へ忍入り家尻を切って盗取った八百両の内の古金で、皆此の通り三星の刻印の有る古金で有るに依て、其方が唯貰ったでは言訳が立たぬ、全く親の為めに其方は其の日に困るに依て一時凌ぎに使い、翌日町役人とも相談の上訴え出ようと思う折柄、勘次に盗取られたに相違有るまいな」
と云うお慈悲のお言葉。
筆「へえ恐入りました、夫に相違ございません」
甲「うむ、吟味中入牢申し付ける」
とピッタリ入牢と相成りました。さア何うも近所では大騒ぎ、寄ると集ると此のお筆の評判ばかりでございます、或る人は頻りに不承知を唱えまして何しろお上はお慈悲だってえが大違いだ、彼様な親孝行な娘を引張ってって牢へ入れちまって、金を呉れた奴が盗人だか、武家だてえが何うしたんだか訳が分らねえ、物を人に呉れるなら名でも明して呉れるが宜いんだ、何うしてお筆さんが泥坊などをする様な娘でない事は誰でも知ってる、夫に此様な事になるというのは私には些とも訳が分らねえ、お上は盲目だ。というと又一人が、
△「其様な事を云うなよ/\」