Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme
贈り物とは、その二た品に違いない。高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)は、この日の使いに、何か、会いがたき機会にめぐまれた思いと、晴れがましさを抱いて行った。
なにしろ、端王と申しあげる君は、先帝の第十一皇子で、今上哲宗皇帝の弟君にあたられ、東宮(皇太子)のご待遇をも受けておられるお方なのだ。いや、高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)が内々、この君へ傾倒していたわけは、教坊の妓女たちが、あんなに騒いだのを見てもわかる通り、たいへん粋な貴公子だと、かねがね聞いていたからでもあった。
琴棋書画の雅びは、もちろん、管絃の遊び、蹴鞠、舞踊、さては儒仏の学問も、つまびらかなうえ、市井の人情にもつうじている風流子であるとは、この開封東京の都で、たれ知らぬ者もない評判なので、彼は、
「なんとか、いちど、とっくりお話をしてみたいものだ。その道にかけての極道百般を、この高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)から聞こえあげたら、かならず又なき者と、お目をかけてくださるに違いないが」
と、こころひそかに、久しいこと、野望していたものだった。