Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 35.462 Zeichen · 72 Bildschirme
五月十日
五月十一日
五月十二日
かえってねる。
五月十日(日曜)
宇治、黄檗、平等院、興聖寺
かえりに中井氏宅にて飯、(桃山)
〔欄外に〕
新茶、大走り(静岡の茶)を宇治で買う。
○宇治川(橋から上流を眺めた景色)
○お客と舞妓
五月十一日(月曜)
奈良、ナラホテル 眺望よき室
室内装飾の趣味のわるさ
博物館
問答師の作
百済観音
中井氏に会い、ホテルで晩餐。
公園の藤、馬酔木、ホテルにかえる道
中井氏たべあましのパンを鹿にやる
鹿、アンパンを食うものと見えたり、
鹿いつも夫婦づれで歩く由。
〔欄外に〕
○わらびもち
○黒牛と赤紐
○猿沢の池を見下す柳茶屋
五月十二日(火曜)
東大寺、龍松寺、筒井氏に案内されて三月堂、不空羂索を見る、その調和の破れて居る点についていろいろ研究。
○東大寺、大仏の蓮弁の毛彫、須ミセンの図を見る。蓮弁にのぼってそばで見られよかったが、どうも大勢が下からサイ銭をなげ拝して居る仏の蓮弁にはいのぼること、のぼらない人間の感情を思って心苦し。
○戒壇院、ここは、まるで荒れて居る。
四天王、多聞、広目のよさで訪ねられる。
〔欄外に〕
武さしので食事、かえりおそくなり、くらい夜道を二人でかえる、ほんの少し心細かった、いやな若僧。