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Japanische Klassiker mit Furigana

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

Lesen Sie 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇 (ウニデスちょうりゅうのかなた) von 橘 外男 (たちばなそとお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 247.361 Zeichen · 483 Bildschirme

Aozora Bunko

「同じような形はしていますけれど、これは頭布とは言いません。頭布と言って非常に身分の高い人が使うものなのです」と傍からカ氏が口を出した。今も言ったとおり何を小さくなってやがる、この印度人ども! といった気持であったから私はカ氏の言葉など、大して気にも留めていなかった。頭布が解かれると左から右分けにした房々と恰好のいい頭髪があらわれて、少年は解いた頭布を私に示してからまた巻きに掛かった。が、巻くのにその手数の掛かることは! ものの五、六分間も掛かったであろうか。さすがに私も心ないことをさせてしまったと、気の毒なくらいであった。実は今まで私は、頭布なぞというものは、布を巻いた形をしている一種の帽子とばかり思っていたが、恰好を取りながら実際に頭へ巻いてゆく手数の掛かるのには呆れてしまった。そしてその呆れたのよりも頭布の綺麗なのにはなお一層呆れてしまい、頭布の綺麗さよりもそこに鏤められて巻いた上に挿される幾つかの宝石の大粒な美しさには、さらに眼を廻してしまった。机の上に置かれた金脚のついた宝石の一つを弄りながら、

「これは何という宝石? 金剛石ですか?」

と聞いてみたら、