Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

くしんのがくゆう

苦心の学友

佐々木 邦

Lesen Sie 苦心の学友 (くしんのがくゆう) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 162.732 Zeichen · 332 Bildschirme

Aozora Bunko

「…………」

「だれが一番強い?」

「高谷君です」

「きみは高谷君に負けるのかい?」

「勝ったり負けたりです」

「よわい同志で取っても強くはならない。今度の土曜に僕がいって教えてやろう。僕は手をたくさん知っているぜ」

「ほかの人がくると僕が安斉先生に叱られます」

「なんでも安斉先生だね。しかし先生だって皆きみのところの家来じゃないか? きみがいいっていえばいいんだ」

「いいえ、僕、お母様に叱られるんです」

と照彦様はもてあまして歩きだした。

「花岡君、待ちたまえ」

「なんですか?」

「きみにききたいことがあるんだ。花岡君、僕はきみになにをわるいことをしたい?」

「…………」

「ほかの奴と喧嘩をしても、きみだけは別にしているじゃないか?」

「…………」

「先生に信用がないからって、そんなに僕をきらわなくてもいいじゃないか?」

「きらいやしません」

「落第生だって、そんなにばかにしなくてもいいじゃないか?」

「ばかにしやしません」

「僕は先生が信用してくれないから、勉強する気にならないんだよ。これでも尋常一年の時は優等だったぜ。うそだと思うなら免状を見せてやる」

「…………」

「尋常六年の時には川へおちた女の子を助けて校長さんにほめられたことがある。