Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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てっとうのかいじん

鉄塔の怪人/海底の魔術師

江戸川 乱歩

Lesen Sie 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 160.770 Zeichen · 322 Bildschirme

Aozora Bunko

明智探偵の変装

明智探偵の変装

ハヤブサ丸の無電室は、味方の潜航艇から、魚形艇が消えうせたという知らせをうけましたが、それにおどろくひまもなく、やがて、どこからか、みょうな無電がはいって来ました。「ハヤブサマル、ハヤブサマル」と、なんども、よびだしをかけてから、おなじもんくを、くりかえし、うってきました。

「ミヤタケンキチクンハ、アズカッテイル、タイヨウマルノ、キンカイゼンブト、ヒキカエニ、ケンキチクンヲカエス。ショウチシナケレバ、ケンキチクンノイノチハ、ナイモノトオモエ、ヘンジマツ」

無電技師は、それをかきつけた紙を持って、甲板の船長のところへ、とんできました。

「なに、賢吉君をあずかっているだって? 宮田さん、賢吉君はどこにいるんです。へんな無電がきましたよ。」

そこにいた宮田さんと明智探偵が、船長の手から、その紙をうけとって、おそろしいもんくを読みました。

「賢吉は、じぶんの船室へいくといって、さっき、おりていったままですが。」

宮田さんが、まっさおになって、つぶやきました。

「じゃ、船室へいってみましょう。」

明智はそういって、いきなり船室へおりるハッチの方へ、とんでいきます。