Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
名探偵と二十面相
わしは、三年まえに、遠藤が悪いことをして、警察につかまったときに、証人になって、こいつがやったにちがいないと申したてたことがある。遠藤は、それをまたうらんだ。それで、こいつは、わしを、ほろぼしてしまおうとしたのだ。わしばかりではない、わしの子どもまで、ひどいめにあわせて、わしを苦しめたのだ。」
ほんとうの笠原さんは、そこまで、いっきにしゃべって、ちょっと口をつぐむと、かわって明智が立ちあがりました。
「きみの本名が遠藤平吉ということは、ぼくも三年まえにきいた。
しかし、いまのきみには、かぞえきれないほど、名まえがある。顔も、そのときどきに、まったく、ちがってしまう。
きみは二十の顔を、いや、四十の顔をもっているのだッ!」
そういって、明智探偵は、まっこうから、にせ笠原の顔に、人さし指をつきつけました。
「おい、二十面相! それとも四十面相と呼んだほうが、お気にいるかね。いずれにしても、とうとう、きみの運のつきがきたのだ。この家のまわりは、二十人の警官にとりかこまれている。きみはぜったいに、逃げだすことができないのだ!」
名探偵と二十面相
「きみは笠原さんに深いうらみがあったので、グランド=サーカスが、いちばんさかんになったときを見すまして、いよいよ、復讐をはじめたのだ。