Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まほうにんぎょう

魔法人形/サーカスの怪人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme

Aozora Bunko

人物の住所をききだしました。それは、おなじ杉並区の原っぱの中の一軒家に住んでいる、白ひげの老人で、みょうな人形ばかり作っている、かわりものだということでした。名まえは赤堀鉄州というのです。

それがわかったので、小林少年は、明智探偵の旅行さきの大阪のホテルへ電話をかけて相談しますと、「よく注意して、やってみたまえ。」と、おゆるしが出ました。明智探偵も、小林君の腕まえをよく知っていたからです。

そこで小林君はかつらをつけ、おけしょうをし、洋服をきて、十四―五歳のかわいい少女にばけてしまいました。そして自動車に乗って、助手に教えられた杉並区の一軒家へといそぐのでした。そのころは、もう日ぐれに近くなっていました。

ずっとてまえで自動車をおりて、その原っぱへ近づいていきますと、むこうに、平家だてのこわれかかったような、古い西洋館が見えてきました。

板ばりに青いペンキがぬってあるのですが、そのペンキがほとんどはげてしまって、板もところどころくさっているようです。まわりには草がぼうぼうとはえ、どう見ても、おばけやしきという感じです。見ると、そのおばけやしきのほうから、ひとりの青年が自転車をひっぱって、草の中を、こちらへ歩いてくるのです。