Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
「そうともきめられないわね。もっとほかに目的があるかもしれないわ。あなたのうちに、なにか、どろぼうにねらわれるようなものが、あるんじゃないの?」
「ああ、そういえば、西洋の女王さまの宝冠があるんです。おとうさんは、お金にかえられないたいせつな宝物だといって、うちの金庫にしまっているのです。」
「じゃあ、それをねらっているのかもしれないわね。でも、そんなとりこしぐろうばかりしていてもしかたがないわ。だれか少年探偵団の人を電話でよんで、相談してみましょう。」
マユミさんは、そういってしばらく考えていましたが、
「ああ、すっかりわすれていた。いまに、ふたりの団員が、ここへ遊びにくるのよ。井上一郎君と、ノロちゃんよ。ノロちゃんは、おくびょうものでたよりにならないけれど、井上君は、知恵も力もあって、たのもしいわ。井上君のくるのを待って、相談してみましょうよ。」
「井上君ならいいですね。ぼく、あの人すきですよ。それに、ノロちゃんだって、あいきょうものだし……。」
進一君も、さんせいするのでした。
やがて、井上君とノロちゃんがやってきました。そこで、四人が探偵事務所の客間のテーブルをかこんで、相談をはじめました。