Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme
ほかのうちの人や、警官などには、すこしも知らせないつもりです。武夫君でさえ、あとになって、やっとそれがわかったほどです。
園田さんは、なぜ名探偵明智小五郎に相談しなかったのでしょうか。園田武夫君は少年探偵団の副団長ですから、小林団長といっしょになって、しきりにそれをすすめたのですが、園田さんは、警察がまもってくれるから、だいじょうぶだといって、明智探偵にたのもうとしませんでした。あとになって、たのまなかったことを、たいへん後悔しましたが、もうそのときはおそかったのです。
純金の豹の入れてある銀のおりは、はば三十センチ、高さ二十センチほどの、小さなものですが、まず、それをビニールで、いくえにもつつみ、頑丈な木箱に入れました。かくし場所は、園田さんの寝室の日本ざしきの、縁の下です。たたみをあげ、ゆか板をはずして、そこへ助造じいさんがシャベルを持ってはいり、下の土を深くほって、木箱をその穴の底へうずめ、上から、もとのとおりに土をかぶせたのです。
園田さんは、二、三日のあいだ、その寝室から外へ出ないことにしました。食事もそこへ持ってこさせ、洗面器や水をそこへはこばせて、顔も、部屋の中であらうという、用心ぶかさです。