Japanische Klassiker mit Furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme
その自動車には、中村警部とふたりの警官が乗り込み、二十面相をおさえつけたまま、警視庁へといそぐのでした。のこる二台の自動車にも、それぞれ警官たちが乗りこんで、二十面相の車の前とうしろから護衛して走るのです。いかなる二十面相も、もうどうすることもできません。
花崎さんの庭では、少年探偵団とチンピラ隊の少年たちが、明智探偵と小林団長をかこんでいました。そこへ家のほうから、主人の花崎さん夫妻が近づいてきました。少年たちにまもられていたマユミさんと俊一君が、おとうさんとおかあさんのそばへ、とびついていきます。
花崎さんは、ふたりを両手でだきしめながら、お礼のことばをのべるのでした。
「明智さん、小林君、それから少年探偵団のみなさん、ほんとうにありがとう。わたしは、こんなうれしいことはありません。」
「こんやの殊勲者は、このチンピラ隊の安公ですよ。」
明智探偵が安公の手をとって、花崎さんの前におしやりました。すると花崎さんは、モジャモジャと、きたない毛ののびた安公の頭をなでながら、またお礼をいうのでした。
それから花崎さんは、マユミさんと俊一君の手をひきながら、家のほうへ、みんなを案内しましたが、日本座敷の縁がわに近づいたとき、中から書生さんがとび出してきました。