Japanische Klassiker mit Furigana
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あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
Lesen Sie あさひの鎧 (あさひのよろい) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 239.520 Zeichen · 475 Bildschirme
の白拍子や遊君を三人がところ引きつけて、
「太液の芙容新たに水を出づ……という文句を知っているかな? ナニ知らぬ、無学の奴らじゃ! 白くて柔らくて艶があって、白芙容の花のように見える肌、そちたちの肌は白芙容じゃ、それが水のように透けている褊、それ一枚につつまれている。……そこでそれ太液の芙容新たに水を出づさ。アッハハ、わかったかな」
と、結構な説明をやっているのは、洞院左衛門督実世であった。
聖護院庁の法眼玄基と、伊達三位房游雅とは、『鬼火の姥』と呼ばれているところの、不思議な女修験者のことで、ひそひそ話を交わせていた。
「八百年生きているということで」
「百八十年だということでござる」
「一見すると六十歳ぐらいじゃ」
「髪の毛が卯の花のように真っ白でござるな」
「加持祈祷がうまいそうじゃな」
「七尺もあろうかと思われるような身長の、しかも糸のように痩せている体で、あの道の方は凄いということで」
「美童を好むということじゃな」
「われらが美女を好むようにな」
「お互いあの道の方は凄うござるて」
「眷族にも変なやつが多いそうじゃ」
「山伏、修験者、巫女、官主、こういう手合いが従っているそうじゃ」