Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

Lesen Sie あさひの鎧 (あさひのよろい) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 239.520 Zeichen · 475 Bildschirme

Aozora Bunko

「世間が物騒になりますると、趣味までが物騒になりまする」

「蹴球だの双六だのというようなものは、どうやらお前には向かないそうな」

「ありゃア公卿方の遊戯でございますよ。私どもには向きませんなあ」

「そう公卿方をコキ下ろしてはいけない。どうして当今のお公卿様方は、勇猛果敢でいらっしゃるよ」

「そういうお方もいらっしゃいますとも。たとえば日野資朝様、たとえば藤原俊基様など。……が、少数でございますよ。……爾余のお公卿様と来たひには、アッハッハッハッ、他愛ありません。……ヨイショヨイショ! ヨイショヨイショ! ……大分磨げましてござります」

鯖の腹のようないさぎよい光に、大鉞は光り出した。

「ねえ小次郎さま」

と浮藻は云った。

「ではあなたはママのテコナは、阿呆の女だとおっしゃるのね。……ではあなたにはママのテコナの、純な生一本の心持ちが、ちっともおわかりになりませんのね」

ずいぶん不平だというように、そう浮藻は云い出した。

「と云うわけでもありませんが……ええと、さあ、何んて云おう……融通の利かない不経済な……ええと、さあ何んて云おう」

すこしこわそうに桂子の方を見、当惑したように鼻に皺をよせ、