Japanische Klassiker mit Furigana
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いーはとーぼのうがっこうのはる
イーハトーボ農学校の春
Lesen Sie イーハトーボ農学校の春 (いーはとーぼのうがっこうのはる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 57.726 Zeichen · 120 Bildschirme
胃袋ぅ はいて ぎったりぎたり。
ほう。まるで、……。)
「達二。居るが。達二。」達二のお母さんが家の中で呼びました。
「あん、居る。」達二は走って行きました。
「善い童だはんてな、おじぃさんど、兄※ど、上の原のすぐ上り口で、草刈ってるがら、弁当持って行って来。な。それがら牛も連れてって、草食ぁせで来。な。兄※がら離れなよ。」
「あん、行て来る。行て来る。今草鞋穿ぐがら。」達二ははねあがりました。
お母さんは、曲げ物の二つの櫃と、達二の小さな弁当とを紙にくるんで、それをみんな一緒に大きな布の風呂敷に包み込みました。そして、達二が支度をして包みを背負っている間に、おっかさんは牛をうまやから追い出しました。
「そだら行って来ら。」と達二は牛を受け取って云いました。
「気ぃ付けで行げ。上で兄※がら離れなよ。」
「あん。」達二は、垣根のそばから、楊の枝を一本折り、青い皮をくるくる剥いで鞭を拵え、静に牛を追いながら、上の原への路をだんだんのぼって行きました。
「ダーダー、スコ、ダーダー。
夜の頭巾は 鶏の黒尾、
月のあかりは………、
しっ、歩け、しっ。」
日がカンカン照っていました。