Japanische Klassiker mit Furigana
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スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
Lesen Sie スウィス日記 (スウィスにっき) von 辻村 伊助 (つじむらいすけ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 216.275 Zeichen · 410 Bildschirme
私はミシャーベル Mischabel, 4554m. が気になって、時々ふりかえってはさがしたが、少しアレトを登ると、ラウテルブルンネン・タールを限る山稜の上に、実に立派に表われた。中央の突起は云わずと知れたドームである、がアルプの山の中に、最、美しいのは東にオーベレス・アイスメーヤ Oberes Eismeer の上に並んだシュレックホルンと、西南には彼のティンダル Prof. Tyndall が、第一の登山をやったワイスホルンの二つであろう。昨日登った連中の足がたが、そのまま凍って足がかりになるから余程楽である、ロッタール・ザッテルから頂上まで四十五分かかった。私達がユンクフラウの頂上に、我がなつかしい加賀君の足跡を踏んで、グリュッセを叫んだのは十時四十五分であった。シュトイリは手袋をはずして握手を求めた。標高四千百六十七米突の氷の上で、天気はよし風はなし、何しろうれしくってうれしくってたまらない。三時間半かかるのが普通なんだが、今日は思ったより早く、二時間四十五分で着いてしまったんでガイドも喜んでいた。写真を撮してからウィスキーを飲んでると、カリッシュ君の一行がやって来た、また山頂の一角に立って、ラウテルブルンネンの山脈を背景に薄いアレトを登って来る一行を見下ろして撮影して、それから頂上で一同記念