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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

」(巻二・二一九)という歌をも作っている。これは、生前縁があって一たび会ったことがあるが、その時にはただ何気なく過した。それが今となっては残念である、というので、これで見ると人麿は依頼されて作ったのでなく、采女は美女で名高かった者のようでもあり、人麿は自ら感激して作っていることが分かる。

○

妻もあらば採みてたげまし佐美の山野の上の宇波疑過ぎにけらずや 〔巻二・二二一〕 柿本人麿

人麿が讃岐狭岑島で溺死者を見て詠んだ長歌の反歌である。今仲多度郡に属し砂弥島と云っている。坂出町から近い。

一首の意は、若し妻が一しょなら、野のほとりの兎芽子(よめ菜)を摘んで食べさせようものを、あわれにも唯一人こうして死んでいる。そして野の兎芽子はもう季節を過ぎてしまっているではないか、というのである。

タグという動詞は下二段に活用し、飲食することである。人麿はこういう種類の歌にもなかなか骨を折り、自分の身内か恋人でもあるかのような態度で作歌して居る。それゆえ軽くすべって行くようなことがなく、飽くまで人麿自身から遊離していないものとして受取ることが出来るのである。