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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

旅人が家に帰って来て、妻のいない家を寂しみ、太宰府で亡くした妻を悲しむ歌で、このほかに、「人もなき空しき家は草枕旅にまさりて苦しかりけり」(巻三・四五一)、「吾妹子がうゑし梅の木見る毎に心むせつつ涕し流る」(同・四五三)の二首を作っているが、共にあわれ深い。

此一首の意は、亡くなった妻と一しょになって、二人で作った庭は、こんなにも木が大きくなり、繁茂するようになったというので、単純明快のうちに尽きぬ感慨がこもっている。結句の、「なりにけるかも」というのは、「秋萩の枝もとををに露霜おき寒くも時はなりにけるかも」(巻十・二一七〇)、「竹敷のうへかた山は紅の八入の色になりにけるかも」(巻十五・三七〇三)、「石ばしる垂水のうへのさ蕨の萌えいづる春になりにけるかも」(巻八・一四一八)等の如くに成功している。同じく旅人が、「昔見し象の小河を今見ればいよいよ清けくなりにけるかも」(巻三・三一六)という歌を作っていて効果をおさめているのは、旅人の歌調が概ね直線的で太いからでもあろうか。

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あしひきの山さへ光り咲く花の散りぬるごとき吾が大きみかも 〔巻三・四七七〕 大伴家持