Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
「二上に」と云って、「二上山に」と云わぬのもこの歌の一特色をなしている。
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吾が門の浅茅色づく吉隠の浪柴の野のもみぢ散るらし 〔巻十・二一九〇〕 作者不詳
「吉隠の浪柴の野」は、大和磯城郡、初瀬町の東方一里にあり、持統天皇もこの浪芝野のあたりに行幸あらせられたことがある。自分の家の門前の浅茅が色づくを見ると、もう浪柴の野の黄葉が散るだろうと推量するので、こういう心理の歌が集中なかなか多いが、浪柴の野は黄葉の美しいので名高かったものの如く、また人の遊楽するところでもあったのであろう。そこでこの聯想も空漠でないのだが、私は、「浪柴の野のもみぢ散るらし」という歌調に感心したのであった。そして、「もみぢ散るらし」という結句の歌は幾つかあるような気がしていたが、実際当って見ると、この歌一首だけのようである。
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さを鹿の妻喚ぶ山の岳辺なる早田は苅らじ霜は零るとも 〔巻十・二二二〇〕 作者不詳
早稲田だからもう稔っているのだが、牡鹿が妻喚ぶのをあわれに思って、それを驚かすに忍びないという歌である。それをば、「霜は降るとも」