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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

おれの恋しくおもう女が、今彼方を歩いているが、それをば普通並の女と一しょにして平然と見て居られようか、手にも纏くことなしに、というのである。あの女を手にも纏かずに居るのはいかにも辛いが、人目が多いので致し方が無いということが含まっている。これだけの意味だが、こう一首に為上げられて見ると、まことに感に乗って来て棄てがたいものである。「人皆の行くごと見めや」の句は強くて情味を湛え、情熱があってもそれを抑えて、傍観しているような趣が、この歌をして平板から脱却せしめている。無論民謡風ではあるが、未だ語気が求心的である。

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山河の水陰に生ふる山草の止まずも妹がおもほゆるかも 〔巻十二・二八六二〕 柿本人麿歌集

上句は序詞で、中味は、「やまずも妹がおもほゆるかも」だけの歌で別に珍らしいものではない。また、「山菅のやまずて君を」、「山菅のやまずや恋ひむ」等の如く、「山菅の・やまず」と続けたのも別して珍らしくはない。ただ、山中を流れている水陰にながく靡くようにして群生している菅という実際の光景、特に、「水陰」という語に心を牽かれて私はこの歌を選んだ。