Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
(三四九七)というのがあって参考になる。「顕ろまで」は、「顕るまで」の訛で、こういう訛もまた一首の鑑賞に関係あらしめている。虹の如き鮮明な視覚写象と、男女相寝るということとの融合は、単に常識的合理な聯想に依らぬ場合があり、こういう点になると古代人の方が我々よりも上手のようである。
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下毛野みかもの山の小楢如す目細し児ろは誰が笥か持たむ 〔巻十四・三四二四〕 東歌
下毛野安蘇の河原よ石踏まず空ゆと来ぬよ汝が心告れ 〔巻十四・三四二五〕 東歌
下野歌を二つ一しょに此処に書いた。第一の歌、「みかも」は、延喜式の都賀郡三鴨駅、今、下都賀郡、岩舟駅の近くにある。下野の三鴨の山に茂っている小楢の葉の美しいように、美しく可哀らしいあの娘は、誰の妻になって、食事の器を持つだろう、御飯の世話をするだろう、というのだが、やはりつまりはおれの妻になるのだということになる。疑問に云っているがつまりは自らに肯定する云い方である。古代民謡は、ただ悲観的に反省し諦念してしまわないのが普通だからである。それからこの小楢の如く美しいというのは、楢の若葉の感じである。