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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

に続く序詞で、山の谿沢に住んで居る人々、樵夫などのたぐいをいう。「まなといふ児」は、可哀いと評判されている娘ということである。そこで一首は、山沢人だち(序詞)おおぜいの人々が美しい可哀いと評判しているあの娘は、私にはこの上もなく可哀い、恋しい、というのである。この歌も普通と違ったところがある。自分の恋しているあの娘は人なかでも評判がいいというので内心喜ぶ心持もあり、人なかで評判のいい娘を私も恋しているので不安で苦しくもあるという気持もあるのである。山間に住ついて働く人々の中にこういう民謡があったものと見える。「多麻河に曝す手作さらさらに何ぞこの児のここだ愛しき」(巻十四・三三七三)、「高麗錦紐解き放けて寝るが上に何ど為ろとかもあやに愛しき」(同・三四六五)、「垣越しに麦食む小馬のはつはつに相見し児らしあやに愛しも」(同・三五三七)等の例がある。

○

植竹の本さへ響み出でて去なば何方向きてか妹が嘆かむ 〔巻十四・三四七四〕 東歌

「植竹の」は竹林のことで、竹の根本から「本」への枕詞とした。家じゅう大騒ぎして私が旅立ったら、妻は嘸歎き悲しむことだろう、というので、代匠記以来、防人などに出立の時の歌ででもあろうかといっている。