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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

此処に、人麿作五つばかり幾らか変化しつつ載って居り、左注でその事を注意しているところを見ると、この歌も、上の句の、「あをによし奈良の都に」の句は変化したもので、原作は、「奈良の都に」などでなく、山のうえとか海上とか、或は序詞などで続けたものか、そういうものだったかも知れない。いずれにしても、「天の白雲見れど飽かぬかも」の句は形式的な感じもあるが、なかなかよいものである。

○

わたつみの海に出でたる飾磨河絶えむ日にこそ吾が恋止まめ 〔巻十五・三六〇五〕 作者不詳

この歌も新羅使の一行が、船上で「古歌」として吟誦したもので、恋の歌と注してある。「飾磨河」は播磨で、今姫路市を流れる船場川だといわれている。巻七(一一七八)の或本歌に、「飾磨江は漕ぎ過ぎぬらし天づたふ日笠の浦に波立てり見ゆ」とあるのも同じ場処であろう。一首の意は、海にそそぐ飾磨川の流は絶ゆることは無いが、若し絶ゆることがあったら、はじめて俺の恋は止まるだろう、というので、「ひさかたの天つみ空に照れる日の失せなむ日こそ吾が恋ひ止まめ」(巻十二・三〇〇四)をはじめ同じ結句の歌は数首ある。