Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
(同・三七四二)などにあるように、「天地の神」とか、「常闇」とか詠込んでいるが、それほど響かないのは、おとなしい人であったのかも知れない。
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帰りける人来れりといひしかばほとほと死にき君かと思ひて 〔巻十五・三七七二〕 狭野茅上娘子
娘子が宅守に贈った歌であるが、罪をゆるされて都にお帰りになった人が居るというので、嬉しくて死にそうでした、それがあなたかと思って、というのであるが、天平十二年罪を赦されて都に帰った人には穂積朝臣老以下数人いるが、宅守はその中にはいず、続紀にも、「不レ在二赦限一」とあるから、此時宅守が帰ったのではあるまい。この「殆と死にき」をば、殆しの意にして、胸のわくわくしたと解する説もあり、私も或時にはそれに従った。併し、「天の火もがも」を肯定するとすると、「ほとほと死にき」を肯定してもよく、その方が甘く切実で却っておもしろいと思って今回は二たびそう解釈することとした。この歌は以上選んだ娘子の歌の中では一番よい。
「ほとほとしにき」は、原文「保等保登之爾吉」であって、「ホトホトシニキハ、驚テ胸ノホトバシルナリ」(代匠記精撰本)というのが第一説で、古義もそれに従った。