Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
とあるのは、「笹」を咏込むために、「いささめ」を用いた。但しこれは平安朝の例である。
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うらうらに照れる春日に雲雀あがり情悲しも独しおもへば 〔巻十九・四二九二〕 大伴家持
同じく家持が天平勝宝五年二月二十五日に作ったものである。一首は、麗らかに照らしておる春の光の中に、雲雀が空高くのぼる、独居して、物思うとなく物思えば、悲しい心が湧くのを禁じ難い、というので、万葉集の大部分の歌が対詠歌、相待的な愬えの歌であるのに、この歌は、不思議にも独詠的な歌である。歌に、「独しおもへば」というのが其を証しているが、独居沈思の態度は既に支那の詩のおもかげでもあり、仏教的静観の趣でもある。これも家持の到り着いた一つの歌境であった。
前言にもいった天平二年の旅人宅の歌に、山上憶良の、「春されば先づ咲く宿の梅の花ひとり見つつや春日くらさむ」(巻五・八一八)には、ややこの歌と類似点があるが、それ以外のものの多くは恋愛情調で、対者(男女)を予想したものが多い、従って人間的肉体的なものが多い。然るにこの歌になると、すでにその趣がちがって、自然観入による、その反応としての詠歎になっている。