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Japanische Klassiker mit Furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme

Aozora Bunko

(同・四三四一)、「父母が頭かき撫で幸く在れていひし言葉ぞ忘れかねつる」(同・四三四六)等である。

○

百隈の道は来にしをまた更に八十島過ぎて別れか行かむ 〔巻二十・四三四九〕 防人

防人、助丁刑部直三野の詠んだ歌である。一首の意は、これまで陸路を遙々と、いろいろの処を通って来たが、これからいよいよ船に乗って、更に多くの島のあいだを通りつつ、とおく別れて筑紫へ行くことであろうというので、難波から船出するころの歌のようである。専門技倆的に巧でないが、真率に歌っているので人の心を牽くものである。この歌には言語の訛が目立たず、声調も順当である。

○

蘆垣の隈所に立ちて吾妹子が袖もしほほに泣きしぞ思はゆ 〔巻二十・四三五七〕 防人

上総市原郡、上丁刑部直千国の作である。出立のまぎわに、蘆の垣根の隅の処に立って、袖もしおしおと濡れるまで泣いた、妻のことが思出されてならない、というので、「蘆垣の隈所」というあたりは実際であっただろう。また、「泣きしぞ思はゆ」も上総の東国語であるだろう。或は前にも「おも倍由」というのがあったから、必ずしも訛でないかも知れぬが、「泣きしぞ思ほゆる」