Japanische Klassiker mit Furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Lesen Sie 万葉秀歌 (まんようしゅうか) von 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 213.820 Zeichen · 427 Bildschirme
(巻九・一七四四)、「天飛ぶや雁の翅の覆羽の何処もりてか霜の降りけむ」(巻十・二二三八)、「押し照る難波ほり江の葦べには雁宿たるかも霜の零らくに」(同・二一三五)等の歌がある。
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あられうつ安良礼松原住吉の弟日娘と見れど飽かぬかも 〔巻一・六五〕 長皇子
長皇子(天武天皇第四皇子)が、摂津の住吉海岸、安良礼松原で詠まれた御歌で、其処にいた弟日娘という美しい娘と共に松原を賞したもうた時の御よろこびである。この歌の「と」の用法につき、あられ松原と弟日娘と両方とも見れど飽きないと解く説もある。娘は遊行女婦であったろうから、美しかったものであろう。初句の、「あられうつ」は、下の「あられ」に懸けた枕詞で、皇子の造語と看做していい。一首は、よい気持になられての即興であろうが、不思議にも軽浮に艶めいたものがなく、寧ろ勁健とも謂うべき歌調である。これは日本語そのものがこういう高級なものであったと解釈することも可能なので、自分はその一代表のつもりで此歌を選んで置いた。「見れど飽かぬかも」の句は万葉に用例がなかなか多い。「若狭なる三方の海の浜清みい往き還らひ見れど飽かぬかも」