Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かめんのきょうふおう

仮面の恐怖王/電人M

江戸川 乱歩

Lesen Sie 仮面の恐怖王/電人M (かめんのきょうふおう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.590 Zeichen · 308 Bildschirme

Aozora Bunko

「ワハハハハ……、大ぜい集まってきたな。さあ、おれをつかまえてみろ。勇気があったら、やってこい。」

怪物が人をばかにしたように、わめくのです。

三人の警官が、体あたりで、怪物にぶっつかっていきましたが、たちまち、はねとばされてしまいました。

「きさま、うつぞっ、ピストルがこわくないのか。」

「ワハハハハ……、ピストルなんか、こわくてどうする。うつなら、うってみろ。」

バーンと、ピストルが発射されました。たまは、たしかに怪物に命中したのです。しかし、ロボットは平気です。やっぱり大きな声で笑っているのです。

「よし、たまのあるだけ、ぶっぱなせっ!」

主だった警官が、命令するようにさけびました。五人の警官が、ピストルの銃口をそろえて、ねらいをさだめました。

バン、バン、バン、バーン……。

五丁のピストルが、火をはきました。

しかし、こんどは一発も、当たりません。

その瞬間に、ロボットが、パッと、空中たかく、とびあがったからです。

地面には大きな鉄の靴が残っていました。ロボットは、重い靴をぬいで、とびあがったのです。見物たちのあいだに、ワーッという、ざわめきが起こりました。