Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme
ひとり上野介のみならず、職掌柄としておのずからそうなる、そのいかめしい表門を今ある一、二人が年玉を持ってはいりつつあるような光景であります。
こうやってでき上がった句と、前に年玉についてのただ古い知識や経験やをたどって作った句とをくらべてみると、少なくとも年玉ばかりを考えていたのでは思いもつかない趣向をこの配合法によって得るということだけは証明ができたことと考えるのであります。
こういう句作法は、感興とか感激とかをもととする方面の作家からいうと、まことにあきたらない句作法で、自分の脳裏から生まれ出たものでなく、何だか借り物らしい心持がすることと考えますが、それは必ずしもそうではないのであります。私の如きもこの種の句作法よりは次に述べる句作法の方を喜ぶものでありますが、それにしてもこの配合法を誤った句作法であるとする論者に向かっては、一言の弁護を費やさねばならぬのであります。
ちょっと考えると、材料は題の中からしぼり出したのでなく、外から拾ってきたのでありますが、しかしその材料と年玉との間における何らかの関係を見出すのはその人の頭であります。たとえば床を装飾するというような場合であっても、一個の掛軸と一個の置物とを持って来てその掛軸とその置物とをそこに並べる上に、すでにその人の趣味、人格は現れるのであります