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Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくのつくりよう

俳句の作りよう

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme

Aozora Bunko

八

単に雲雀が揚がるのが面白いとして揚雲雀を見る人と、そこに深い、人生に対するある心持というものを土台において、その土台の上において揚雲雀の揚がるのを見る人とは、同じ揚がり具合を観察する上においても大変な相違があると思われる。このシットリした心持というものは外から来るのではない。半ばその人の先天的の性質にもよるが、半ば人生そのものに対する感じの浅深、厚薄によることと思われる。

八

このことについては以上の簡単な叙説では尽きないけれども、ついでであったからして背景のある句ということを私は特に尊重するということをここで述べておく。

かくの如く論じてくると、今の新派の俳人中にも、君の議論は月並に近いというような非難をする人が起こって来るかもしれない。しかしながら月並とこの背景のある句という間には非常な径庭がある。簡単に月並の句そのものの説明をしかたがたその差異を述べてみようならば、月並の句の方は作者の主観をむきだしに出す。その主観というのも極めて小さい主観で、理屈っぽい主観で、また平凡な主観で、また陳腐な主観である。ところがこの背景ある芭蕉などの句になるとその主観を決して暴露はしない。