Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme
四 じっと案じ入ること
この禰宜の細君はよくお灸をすえたりお針をしたりするということを幸いに、春季になっている二日灸、針供養の二つで表したのであります。
摘草をすれば必ず来るところ
去年は病中であったためによく摘草などをして日を暮らしましたが、摘草をするとなるとよくこの辺にまいりました。
こういうふうにして、何事もその時逢着した事実をもととして写生句を作ると、容易く句作ができると思います。そうしてその中で比較的いい句かと覚えるのは前に申しました、「一つ根に」の句ぐらいなものだと存じます。
四 じっと案じ入ること
ちょっと見てすぐ句にするとか、ちょっと考えてすぐ句にするとかいうことは、言葉それ自身が表すように軽薄なことであります。句作をしようとする場合、物を見るには「じっと眺め入ること」が必要であるし、物を考えるには「じっと案じ入ること」が必要であります。「じっと眺め入ること」は前章にお話ししましたから今度は、
じっと案じ入ること
についてお話をしようと思います。
昔の俳句の大家はたいがいじっと案じ入った人であります。俳句などというものは当意即妙で頓知さえあればできるもののごとく心得ている人がずいぶんありますが、そうではありません。