Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句の作りよう (はいくのつくりよう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 45.854 Zeichen · 91 Bildschirme
三
それと同じようなわけで、発句もとにかくまとまった一つの意味を表わそうというのには、ぜひその十七字の中に一つの句切が必要になる。前にいった「です」とか、「である」とか何とかいう普通の言葉と同じようなわけに、必ず何とか意味を限ってしまう句切の言葉が必要になる。それがすなわち切字というものになるので、例えば「春風や」という場合には、春風が吹いておりますというのと同じような意味になる。
三
それからまた「時雨けり」といえば、その「けり」という字は時雨れているぞというやはり句切の言葉になる。もしそういう切字がない場合には、あたかも長い文句の中の一節を切り抜いたようなふうになってしまって、まとまった意味を表すためにはぜひこの切字というものが必要になる。
そこで俳句のおもな切字は「や」という字と「かな」という字、続いては「けり」というような字がもっとも普通に行われ、またもっとも力強い意味を持っている。その他は普通の文章で意味を切る時分に用いる助字が、やはり俳句の方でも用いられる。たとえば「ぬ」とか、「らん」とか、「たり」とか、「す」とかいうような文字、なおそのほかたくさんある。