Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
が、チェロをスクヮイアーのように扱う人に比べて、カサドの演奏には、なんという美しい詩が蔵されていることだろう。眼を剥いたり、見得を切ったりする、芝居気沢山な演奏や、粗剛、雑駁な音を、気魄と間違えるような演奏に比べて、カサドの内気な慎み深さは、――多少女性的であるにしても、なんという親しみの多いものであったであろう。
カサドのレコードは、電気以後『アルペジオーネ協奏曲』とドヴォルザークの『協奏曲』以外にあまり良いものはない。電気以前のレコードは、その粗悪な録音にカムフラージュされてたまたま我らの興味に投じたのか、電気以後のカサドが、不幸にしてよき条件に恵まれなかったのか、一枚物のカサドには、残念ながら、何をさし措いても求めたいというほどのレコードはないようである。
コロムビアに入っている五枚の一枚物は、いずれも吹込みの古いもので、『コール・ニドライ』や『ラルゴー』は、かつての名盤であったというほどのことだろう。一枚備えたいという人はシューマンの『夕の唄』とフォーレの『夢の後に』の表裏(コロムビアJ五〇三〇)、またはタルティニの『グラーヴェ』と自作の『親愛の言葉』