Japanische Klassiker mit Furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lesen Sie 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) von 野村 あらえびす (のむらあらえびす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 344.837 Zeichen · 680 Bildschirme
もっともシューベルトの初期のものは、悲しんで傷らざる程度のものであるから、ドゥハンの調子が必ずしも悪いとは言えない。事実、私はよく言うことであるが、ドイツ・リード、特にシューベルトのように純な感情を歌ったものを、オペラのアリアのように歌われるほど、不愉快なことはない。ゲルハルトやスレザークや、ミスグマイナーやの尊さは、リードを本当のリードとして歌う点で、巧みにオペラを歌うくせに、不思議に素直なリードを聴かせるのはユリア・クルプたった一人であったと思う。それに次いで、多少劇的であるにしても、若い時のシューマンハインクも悪くはない。話はすっかり脱線したが、そこへ行くとわがドゥハンは正統派的で素直で、少し食い足らなさはあるが、決して歌い過ぎるということがないから聴いていて腹の立つ惧れはない。
二番目の「何処へ」と十一番目の「我がもの」は、朗かに充分美しく歌われているが、スレザークなどに比べると、さすがに表情の貧しさに失望する。十四番目の「猟人」は力強い良い出来だ。妙に細かいところに行きわたらないドゥハンの素朴な表現が、却ってこんな歌にはぴたりと来る。
総体として『美しき水車小屋の娘』