Japanische Klassiker mit Furigana
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
Lesen Sie 堕落論・日本文化私観 他二十二篇 (だらくろん(ぞくだらくろん)) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.198 Zeichen · 171 Bildschirme
たぶん、「人間」も私を裁くことはないだろう。
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私はここまで書いてきて、やめるつもりであったが、余はベンカイしない、などと云って、結構ベンカイに及んだ形であるから、憤然として、ペンを握った。
今はもう、夜が明けるところです。私は目下、長篇小説に没頭しているのだ。だから約束した諸方の原稿を全部お断り願い、延期していただいたという次第なのに、朝日評論のO先生だけ、頑として、実に彼は岩石です。女の子も、これほどツレないものではない。おかげで私はヒロポンをのみ、気息エンエン。氏は実に二日目毎に四回麗人の使者を差向け、最後に、遂に、氏自ら現れて脅迫されるに及んで、私も泣いた。これ実に本日白昼の出来事です。大悲劇です。
私は聖徳太子ではないのだから、頭は一つ、手は一本(ペンを握る手はですよ。両手はきかないよ)昨日は昨日で、東京新聞のタロちゃんなる重役先生が何食わぬ顔をして、余の仕事ぶりを偵察にきて、エヘラエヘラ帰って行った。私も遂に探偵につきまとわれる身となって、近頃は心臓が心細くて仕方がないのだから私はベンカイなどは断じてイヤだと言うのだが、環境の悪化のせいで、ダメでした。