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Japanische Klassiker mit Furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

多助と申すものは昨年家出を致し、跡方は焼失して鹽原角右衞門の家は絶えたという返事に大に驚き、其の返事の如くなれば多助と申す奴は人でなしと只今も申し居る所であるが、若しや多助と申す者が八歳まで養育されたゆえ、我を実の親と心得て江戸表へまいり、ずう/\しく来るとも、対面は国の角右衞門殿の位牌に対しても相成ろうと心得おるか、そりゃア若い内の事ゆえ女に溺れるとか、或は酒食に其の身を果し、路頭に迷い、見る影もない姿となり、うろ/\致しては居ろうかと、朝夕共に此の清と心配致していたが、どうも何とも言い様なき不孝不義の奴、家督人たる者が親の家を捨てゝ国を立去るとは重々の不届者め、仮令此処へ参ればとて、面会致すような角右衞門と心得居るかえ、目通りはならんから早々出て往け」

清「誠に御立腹の段は重々御尤もさまでございます、多助お前心得違いをしたろう、若い内には随分有りうちの事とは申しながら、お前より外に鹽原の家を続ぐ可き者はない、其の大事な家を捨てゝ、若気の至りとは云いながら女に溺れて金子を遣い果し、家に居られなくなって家出をしたのだろうが、何とまア浅ましい