Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
金「今家内に小言を云ってる処ですが、お筆さんと湯へ行く約束をしてお筆さんが誘って下さると、丁度客が来て居たもんですから、お筆さん一人で柳原町の湯へ行くと、本郷町の桂庵の婆ア、意地の悪そうな奴で妾の周旋をしたり何かしていけない奴です、其奴がお筆さんに己の巾着を取ったって、板の間から直に上って来てお筆さんの袂へ手を突ッ込んでお筆さんの袂から巾着を引出すと、僅かな金でも……腹ア立ちゃアいけない、取ったと云うのではない、是には何か理由の有る事だろうと思うが、今帰って、家内へ厳しく小言を申して居る処で、お筆さんを奥へ連れてってなだめて居る内に、お筆さんが居なくなったのだが、桂庵婆アに突合して掛合えば何うでもなるが、何ういう理由だか薩張理由が分らねえ、恨を受けるような事は有りゃアしませんか、姉さんは他人に憎まれるような事は有るまいと思うが何か有りませんか」
清「何処へ参りました」
金「何処へ行ったか分りません、世間へ対して面目なくお前さんに叱られると思って何処かへ行ったのでしょう」
清「はい私は斯く零落を致して裏家住いはして居っても人様の物を一厘一毛でも掠める