Japanische Klassiker mit Furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Lesen Sie 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.603 Zeichen · 108 Bildschirme
時に土蔵を落して丸焼に成り、米倉孫右衞門、神田三河町に立退きまして商売替を致し、米商売を始めました処、案外の損を致しました、然るに又宝暦の六年は御案内の年代記にも出て居りますが、江戸の大火で再び焼失致しましたから遂に身代限りを致し、何うも致方がないから僅の金を借りて京橋の鍛冶町へ二間間口の家を借り、娘に小間物を商なわせ、小商を致して居ります中に、余り心配を致したのが原因に成って孫右衞門は病の床に就きました、娘のお筆は大切に看病を致して居りますが、誠に不幸な人でございまして、死ぬ処を助けられて宜い処へ行ったと思うと其の家が零落を致し養母には間も無く死別れ、親父は病気に成って其の看病を致しますが、一体孝心の娘でございますから、店で商いを致しながら父の看病を怠なく致しまする故か、孫右衞門の病気も怠った様でございますが、頓と身体が利きません、先ず中気の様に成りました、仕方がないから家主藤兵衞へ相談の上、店を仕舞って裏屋住いに成り、お筆が僅の内職を致しますが居立の悪い親を介抱致しながらでございますから、内職を致す間も碌々ございません、親父が寝付いた