Japanische Klassiker mit Furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme
これは百勝将軍とよばれていますが」
「ほかに」
「もうひとり、あだ名を天目将軍とよばれ、今、潁州の練兵指揮をやっている彭。この二人を左右の腕にもてば、たとえ水泊の草寇など何万おろうと、不日、きれいにかたづけてごらんにいれる」
朝を退出してきた晩の総理邸での話だった。高と彼とはあくる日、禁軍の練兵場で閲兵をすまし、その足で枢密院へ行き、すぐ軍機の相談となったあとで、
「――陳州の韓滔、潁州の彭、その二軍人へ、ただちに召致の内命を発していただきたい」
と申し入れた。そしてこの両名もやがてまもなく着京した。あとは兵数如何。また装備如何。それを余しているのみだった。
兵員は呼延灼として、騎兵三千、歩兵八千、輜重工兵二千五百、伝令及び物見組約五百。すべてで一万四千人を要求した。
「よろしい。むしろ少数に過ぎはせんか」
と、高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)はちっとも驚かない。だが一驚を喫したのは装備の方の請求だった。
よろい三千領、かぶと五千箇、かたな、長槍三千余本、鉾、なぎなた五千丁、弓、楯などは数知れずだ。このほか火砲、石砲、戦車。さらに禁軍武器庫に眠っていた大量な“網鎖の馬鎧”までぞッくり装備に積んで行った。