Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme
その喉笛にも、彼方の死骸にも、矢が立っていた。秋の深さを告げる黄色い椋や柏の葉が、同時に上からバラバラ降った。
どん! と空から一童子が飛び下りた。いやその紅顔は童子ともみえるが年はもう十八、九の若者で、破れた衣服、鳥の巣のようなあたま、腰には残る一本の矢柄を挿し、手には四川弓(半弓)を持っている。
「ご主人! 燕青ですっ。逃げましょう。燕青の肩につかまってください」
「やっ、おまえは? ……。ああ小乙か。小乙、おまえには、あわせる顔がない」
「な、なにいってるんです、主従の仲で。が、待って下さいよ、二本の矢を抜いて来ますから。……いや先に鎖をお解きしましょう。ちぇッ、この冤罪のご主人をくるしめた首枷め」
と、燕青は満身の力で主人の首カセの鍵を叩き割り、そしてまた、三本の矢をも腰に挿し揃えてから、盧の力なき体を、わが背中に背負い、やがて飛鳥のように峰道、谷道、みるみる、どこへともなく逃げ去ってしまった。
伝単は北京に降り、蒲東一警部は、禁門に見出だされる事
薬草採りの寝小屋らしい。深山幽谷をあるいて仙薬をさがす“薬種掘り”の仲間は、幾十日でも山に入っているという。