Japanische Klassiker mit Furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lesen Sie 新・水滸伝 (しん・すいこでん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 684.899 Zeichen · 1374 Bildschirme
後日、浪子燕青は、この淫婦姦夫の身柄を貰って、水寨の畔へ連れて行き、楊柳の幹にしばり付けたふたりを、短刀のただ一ト突きのもとに成敗した。
また蔡福、蔡慶の兄弟は、裏山の一端に耕地をもらって、家族らと共に住みついた。かつては、大牢の囚人たちから、鬼と呼ばれて恐がられた兄弟だったが、ここでは牢というものがなく、自然、牢屋の用もなかった。
直言の士は風流天子の朝を追われ、
山東の野はいよいよ義士を加える事
飛報が都へはいったのは月のすえで、まずその詳細を第一に知ったのは、宰相官邸で早打の使者を引見した大臣蔡京であったこと、いうまでもない。
書翰は、彼のむすめ聟、梁中書の筆である。
北京府の大半は匪賊のために灰燼となり、官民の死傷は万を超え、自分たち夫妻が助かったのもまったく奇蹟なほどで、いまもって恐ろしい悪夢からさめきれないほどである――と書面は委曲をつくしていた。
「これはいかん。梁山泊の賊とは、そうまで強大なものだったのか。これではもう伏せてはおかれまい」
驚愕も驚愕だが、蔡大臣があわてたのは、ほかの理由からでもあった。北京の乱も彼だけは夙に知っていたのである。