Japanische Klassiker mit Furigana
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しんたからじま
新宝島
江戸川 乱歩
Lesen Sie 新宝島 (しんたからじま) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 99.590 Zeichen · 197 Bildschirme
大人だから、僕たちの知らないいろいろな事を知ってるだろうからね」
「じゃ、早く、その人を探し出そうじゃないか」
三人は、何かしら一つの望が出来たような感じがして、にわかに元気になるのでした。
「この矢の印はきっと道しるべだよ。矢の方角へ進んで行けば、その人のいる所へ出られるのかも知れないよ」
哲雄君がいいますと、一郎君はいさみ立って、
「じゃ、第三の矢の印を、早く探そうじゃないか」
と、グングン森の奥へ進んで行きましたが、たちまち、第三の矢印を見つけました。それも前の二本におとらぬ太い木の幹にほりつけてあったのです。
「ア、あった、あった。この方角に進めばいいんだよ。サアみんな、こちらへ来たまえ」
そして、三人は次々と木の幹の矢印を見つけて、奥へ奥へと進んで行きました。ポパイも、御主人たちの元気な様子を見て、うれしそうにそのへんを走りまわるのでした。
「ねえ君、それはいいけれど、僕おなかがペコペコなんだよ。何かたべるものないかしら」
意外な発見に、保君もだいぶ元気になっていましたが、ひもじさだけは忘れるわけに行きません。
「それなら、パンの木を探せばいいや。