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Japanische Klassiker mit Furigana

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

Lesen Sie 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇 (ウニデスちょうりゅうのかなた) von 橘 外男 (たちばなそとお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 247.361 Zeichen · 483 Bildschirme

Aozora Bunko

「しかし今日来れば契約は交換ができるから日本の人を一人連れて来いというお話だったのですが」とカ氏はいきまいた。

「こちらで満足のできない状態ではなんとお約束してもどうも已むを得ませんでしょう」とこの小面の憎いのが嘯いた。

「私共の方でもいろいろ調査をしてみませんければ」

「あなたのお約束を信じて私たちはもう荷造りも済ませて引き移るばかりになっているのです。ハッキリ諾か否かを言ってもらいたいのです。私たちが印度人だから貸すことができないと仰有るのですか?」とシャアが詰め寄った。

「誤解をなさっては困ります。あなたがたに不満があるくらいなら初めていらした時から私共の方ではもうハッキリとお断り申し上げるはずですフガフガ」

「と仰有るととても妙に響きますが」と私が今度は堪らなくなってきた。

「借りる印度の人たちの方には問題はない、日本人の保証人に不満があるという意味ですか?」と私が食ってかかった。しかももうこうなってきては私の意地が許さなかった。私はこの生意気千万な外国帰りの流暢英語へ臆面もなく昔寝床の中で独学した英語で聞いてくれた。見よ見よ! であった。今や老獪英帝国はあらん限りの陰険なる策謀を弄して我が国にあらわなる敵愾を示しつつある。