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Japanische Klassiker mit Furigana

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くしんのがくゆう

苦心の学友

佐々木 邦

Lesen Sie 苦心の学友 (くしんのがくゆう) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 162.732 Zeichen · 332 Bildschirme

Aozora Bunko

おれは着物のままで飛びこんだぜ、後から考えてみて、自分ながら驚いた。まだ泳ぎを覚えたばかりの時だからね。無鉄砲な話さ。しかし人間てものは感心だよ。かわいそうだと思うと、自分の命なんか忘れてしまう。知らない子でもこのとおりだ。あれを思うと、知った同志が喧嘩をするなんてことは考えられない。尾沢君、きみは花岡君と睨みっこをしていても、花岡君が海へ落ちたら助けるだろう?」

「あたりまえよ」

「花岡君はどうだい? 尾沢君がブクブクしたら助けるかい?」

「助けます」と照彦様はほほえんだ。

「それじゃもういいじゃないか? 仲直りをしたまえ」

「します」

「尾沢君、きみは?」

「してもいい」

と尾沢生は苦笑いした。堀口生は年長だけにしゃべりだすとナカナカ巧者で、結局二人を和解させた。

尾沢君と花岡君

中直り

一日一善 堀口改心入道

と堀口生が黒板に書いておいた。教室へはいってきた面々は、

「やああ!」

と喝采した。正三君はチョークを取って、堀口改心入道に○をつけた。

堀口改心入道

「賛成賛成!」

と皆叫んだ。

「この字が違っている」

といって、松村君が中を仲に直した。

仲直り

「賛成!」