Japanische Klassiker mit Furigana
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たでくうむし
蓼喰う虫
谷崎 潤一郎
Lesen Sie 蓼喰う虫 (たでくうむし) von 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.066 Zeichen · 216 Bildschirme
(内務省免許) 淡路源之丞大芝居
洲本町物部常盤橋詰
三日目出物
生写朝がほ日記
□初幕宇治ノ里螢狩ノ段
□明石舟別レノ段
□弓ノ助屋敷ノ段
□大磯揚屋ノ段
□摩耶ヶ嶽ノ段
□浜松小屋ノ段
□戎屋徳右衛門宿屋ノ段
□道行ノ段
太功記十段目(追抱)
お俊伝兵衛 (追抱)
(追抱)
吃又平
大阪文楽 豊竹呂太夫
一人前五拾銭均一 但シ
通券御持参ノ方ハ参拾銭
「お前、『大磯揚屋の段』と云うのを見たことがあるかい?」
「何の狂言どす、それは?」
「朝顔日記だよ」
「見たことおへん。―――そんなとこおすやろか」
「だからさ、こう云う所は文楽あたりじゃあめったに出さないんだと見えるね。次には『摩耶ヶ嶽の段』と云うのがある」
「そら、深雪がかどわかされるとこと違いますか」
「ふん、そうかそうか、かどわかされて、それから浜松の小屋になる。―――とすると『真葛ヶ原の段』と云うのがありゃしなかったかい?………ねえ、お前、………」
「………」
光の反射が座敷の四方をきらりと一と廻りした。お久が梳櫛を口にくわえて、一方の手の親指を右の鬢のふくらみの中へ入れながら、合わせ鏡をしたのである。
要は実はまだこの女のほんとうの歳を知らなかった。