Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
Lesen Sie 迷信と宗教 (めいしんとしゅうきょう) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 151.147 Zeichen · 298 Bildschirme
むかし哲学館で電話を願い出たときに、ほかの番号は他に取られた後で、ただ残っているのは四四四であった。この番号はだれも嫌って断るとのことで、哲学館は縁起を構わぬからその番号を取ることにした。
人相、家相、八卦、方位、日の吉凶なども、東京人が最も信仰しているようだ。また、御鬮などもなかなか滑稽である。もっとも、この話は下等の無教育のものではあるが、神社仏閣の御鬮を探るに、はじめに賽銭一銭を投じて大凶という鬮が出ると、さらに二銭を投じて再び探る。もし、なお凶が出るとさらに三銭を投ず。次第次第に金高を多くして、大吉の出るまで御鬮を探るそうである。
先年、某新聞に見えたが、ある商店の小僧が主人の金を盗み、自ら発覚せんことを恐れ、深川の成田山に参詣して、一心に発覚せぬようにと祈っていたそうだが、神仏を愚弄するもここに至って極まれりといわねばならぬ。
さらに、東京下等社会の迷信を挙ぐると、本所業平橋の南蔵院という寺に石地蔵がある。心願あるものがここに来たり、縄をもってその地蔵を縛り、「もしわが願いをかなわせて下されば、この縄を解いてあげます」と申すそうである。